セールスコンサルタントの下田です。
ここ最近、お問い合わせの中でも話題に上がることが増えてきた新型 LANCIA YPSILON。
ランチアらしい雰囲気はしっかり残しながら、今のコンパクトカーらしい使いやすさも感じられるモデルで、気になっている方も多いのではないでしょうか。
ただ、日本には現在ランチアの正規ディーラーがありません。日本語で見られる情報も多くないので、調べているうちに「結局どれを選べばいいの?」となりやすい車でもあります。
特に分かりづらいのが、TURBO100、IBRIDA、HF Line、そしてLXの違いです。
「TURBO100とIBRIDAは何が違うのか」
「HF Lineはどんなグレードなのか」
「自分が選ぶなら、どの仕様が合っているのか」
この記事では、TURBO100とIBRIDAの違い、HF LineとLXの考え方、そしてAUTOSPEC.でご相談いただく際に見ておきたいポイントを、できるだけ分かりやすく整理します。
なお、Lancia本国ではEVモデルも展開されていますが、現在AUTOSPEC.ではEVモデルの取り扱いはありません。
この記事では、AUTOSPEC.でご相談いただけるガソリン/ハイブリッド系のYPSILONを中心にお話しします。
先に、違いをざっくり整理します。
TURBO100とIBRIDAはエンジン・トランスミッションの違い。HF LineとLXは、見た目や装備の違いです。まずは下の表で、ご自身の使い方に近いものを見てみてください。
| 仕様 | 特徴 | こんな方に |
|---|---|---|
| TURBO100 | 1.2Lターボ+6速MT | シフト操作やガソリン車らしい走りを楽しみたい方 |
| IBRIDA | 1.2Lターボ+48Vマイルドハイブリッド+AT | 街乗りや普段使いのしやすさを重視したい方 |
| HF Line | スポーティな内外装 | 走りだけでなく、見た目にも個性が欲しい方 |
| LX | 上質さと快適装備を重視 | 落ち着いた雰囲気で乗りたい方 |

まず整理したいのは、パワートレインとグレードの違い
新型YPSILONを調べていると、TURBO100、IBRIDA、HF Lineという名前がよく出てくると思います。
この3つを同じ並びで比べようとすると、少し混乱してしまうかもしれません。
というのも、TURBO100とIBRIDAは主にパワートレインの違いで、HF Lineはスポーティな内外装を持つグレード/仕様名だからです。
簡単に言えば、「ガソリンのTURBO100か、ハイブリッドのIBRIDAか」
そのうえで、ベースグレード、LX、HF Lineといったグレードを選んでいく流れになります。
ここを先に押さえておくと、YPSILON選びはぐっと分かりやすくなります。
運転そのものを楽しみたいならTURBO100
TURBO100は、1.2Lターボガソリンエンジンに6速マニュアルトランスミッションを組み合わせたモデルです。
最近の欧州コンパクトは、ハイブリッドやEVが中心になってきました。もちろん便利さや効率は大切ですが、車好きの方なら「自分でシフトを操作したい」「ガソリンエンジンのフィーリングを楽しみたい」と感じる場面もあると思います。
そういう方にとって、TURBO100は特に気になる存在ではないでしょうか。
TURBO100は、絶対的な速さを前面に出したスポーツモデルというより、普段の道でエンジンの反応やシフト操作を楽しむコンパクトカーとして見ると分かりやすいです。
サイズは扱いやすく、それでいてMTで操る感覚もある。ここがTURBO100の魅力です。

TURBO100は、左ハンドル、6速マニュアルトランスミッション、1.2Lターボ、最高出力100PSの仕様です。
グレードは TURBO100、TURBO100 LX、TURBO100 HF LINE が設定されています。
以前のブログでもTURBO100についてご紹介しています。気になる方は、こちらもあわせてご覧ください。
『LANCIA YPSILON TURBO100』純ガソリンエンジンのイプシロンが登場
普段使いを考えるならIBRIDA
IBRIDAは、マイルドハイブリッドとオートマチックを組み合わせたモデルです。
TURBO100が「自分で操作する楽しさ」を大切にしたモデルだとすれば、IBRIDAは毎日の使いやすさを重視したモデルです。
街乗り、渋滞、買い物、通勤。こういった場面を考えると、オートマで気軽に乗れることはやはり大きいです。
左ハンドルではありますが、ATで乗れるだけでも日常使いのしやすさは大きく変わります。
デザインは気に入っているけれど、毎日乗ることを考えるとMTよりATが良い。そう感じる方には、IBRIDAの方がしっくりくると思います。

IBRIDAは、左ハンドル、6速オートマチックトランスミッション、1.2Lターボ+48Vマイルドハイブリッド、最高出力110CV(本国表記)の仕様です。
グレードは IBRIDA、IBRIDA LX、IBRIDA HF LINE が設定されています。
IBRIDAについては、こちらのブログでもご紹介しています。
LANCIA YPSILON IBRIDA オーダー受付中
HF Lineは、内外装のスポーティさで選ぶグレードです
HF Lineは、TURBO100やIBRIDAのようなパワートレイン名ではありません。YPSILONにスポーティな雰囲気を加えたグレード/仕様名です。
LanciaのHFと聞くと、ラリーやスポーツモデルを思い浮かべる方も多いと思います。HF Lineは、そのスポーティな空気感を、普段使いしやすいYPSILONに落とし込んだグレードと考えると分かりやすいです。
外装の雰囲気、HFロゴ、ホイール、シートまわり、ステッチなど、専用装備によって通常グレードよりスポーティな印象になります。

注意したいのは、HF Lineは高性能EVモデルのYpsilon HFとは別の立ち位置という点です。
Lancia本国には280hpのEVモデルとしてYpsilon HFが存在しますが、AUTOSPEC.ではEVモデルの取り扱いはありません。


MTで走る楽しさを重視しつつ、見た目にも少しスポーティさが欲しい方なら TURBO100 HF Line。
ATで普段使いしやすく、でも少し個性のある見た目が欲しい方なら IBRIDA HF Line。

HF Lineについては、こちらのブログでもご紹介しています。

間もなく、LANCIA YPSILON HF Lineが到着!
上品に乗りたい方にはLXも候補です
YPSILONを選ぶときは、HF Lineに目が行きやすいのですが、LXも見逃せません。
HF Lineがスポーティな雰囲気を楽しむ仕様だとすれば、LXはもう少し上質さや快適装備を重視したい方に向いた仕様です。
見た目のスポーティさよりも、落ち着いた雰囲気や装備の充実感を大切にしたい。そんな方には、LXの方が合う場合も多いと思います。
「ランチアのもつ高級感や世界観が好き」
「スポーティすぎるより、上品な雰囲気で乗りたい」
そういう方は、TURBO100 LXやIBRIDA LXも、しっかり候補に入れてよいと思います。

迷ったら、使い方から決めるのが近道
新型YPSILONを検討するなら、まずは使い方から考えるのが近道です。
MTで楽しみたいか、ATで気軽に乗りたいか。
ここでTURBO100かIBRIDAかが見えてきます。
スポーティに見せたいか、上品にまとめたいか。
ここでHF LineかLXかを考えると、選択肢を整理しやすくなります。
最後に、現地在庫やオーダー可否を確認します。
本国仕様車は、タイミングによって選べる仕様や納期が変わることがあります。気になる仕様がある場合は、早めに確認しておくのがおすすめです。
気になる仕様があれば、早めにご相談ください
新型LANCIA YPSILONは、国内で気軽に実車を見られる車ではありません。正規ディーラーもなく、日本語でまとまった情報も多くありません。
だからこそ、名前の雰囲気だけで選ぶのではなく、TURBO100、IBRIDA、HF Line、LXの違いを整理してから検討することが大切です。
走る楽しさを重視するならTURBO100。
日常の扱いやすさを重視するならIBRIDA。
スポーティな見た目を楽しみたいならHF Line。
上質さや快適装備を重視するならLX。
このあたりを整理しておくと、自分に合うYPSILONが見えてくるのではないでしょうか?
とはいえネット情報だけをみて一人で決めるというのも難しいかもしれません。
そんな時にはぜひアウトスペックにお気軽にご相談ください。











